らいおんはーと

見たのがだいぶ前な上、頭が半分ほかの事考えながら見てたので細かいところ覚えてなくて「Ｌかわいい」しか書いていませんが、一応…見た記録として。

なんで今更かっていうと、今日の夢に松山ケンイチが出てきてすげーかっこよかったからです。←

最初の、キラを捕まえに日本に戻るぜーのあたりは「え、ちょっと、Ｌから離れた気がする」と思ったです。（やたら１単語１単語切って話す感じが、わざとらしいというか、違和感がありまして）
キラ事件ともう少し交差するのかな、と思ったりしていたもので、ちょっとガッカリもしました。が、見終わったころには「かっわいーい！！この子かっわいーい！！！」でしたよ！ははは！！

ワタリが死んだあと、病的にお菓子を食べまくるＬのシーンで西尾維新の小説の『糖分を欲するほどの苦味、猫背になるほどの重圧』の部分を思い出しました。
アンニュイ大好き！わかりやすいアンニュイ大好き！
こいつワタリ大好きだったんだなぁ…人間らしいところとか描かれたらキュンとしちゃうじゃないか。
ワタリ亡き後に転がり込んでくる子供らと、Ｌの距離感がなんとも、Ｌかわいいですね。←

基本背景は室内のＬさん、走ったり動いたりは不自然かなと思ったりしましたが、いやいや、いける。
むしろ猫背で息を切らしながら走る姿に萌えるってもんだ。←

私的ツボどころは
・猫背ピーン（でもすぐ疲労！）
・キーボートタッチがロボチック！
・口の端についたお菓子のかすを払ってあげる指先
・女の子に寄りかかられて猫のような反応（二度見したよね！）
・電車でつり革でナマケモノ
・逃走車両がピンクなくせにやたらハイテク
・屋上ピクニックでおはぎをつかむ素早さ
・走る姿の不恰好さ
・女の子が発症したかもしれないとわかった瞬間、少年を隣の部屋へ移動させるズレた常識と思いやり
とかですか。
松山Ｌファン的には、全体的によだれが出るような映画です。

あ、ＦＢＩの南原さんと、悪役高島さんも、予想外にいい感じでした。

しかし、バイオテロ怖いね。
（でも壊滅した村のシーンがすごく陳腐で笑ってしまう。なんであんなにかっこ悪いのだろうな）
スパークして死んでった所長？の死に様とかホラーですよ。Ｒ指定いるよ。
手元に小説がないので確認できないんですけど、西尾色キーワードがいくつか出てたような気がします。
バイオテロもだし、第三次世界大戦を未然に防いだとか、Ａ～Ｚまでのアルファベットがどうとか。（曖昧にもほどがあるな）

このストーリーがちゃんと、デスノート後編の「私は父親というものを知りませんが」というせりふに繋がるんですねぇ。すごいねぇ、考えてるねぇ。（馬鹿にしてんのか）
それから、Ｆの名前の意味が切なかったです。
今後どうなるか知ってるが故に、あのキャラクターのあの時の心情を考えるとキュンと。彼は守るべきものを守れたのだろうかと。
原作の後半に違和感を感じていた身としては、バックボーン的な補強ができて、興味なかったけど好きになれそうです。

細かい突っ込みどころはあるような気がしますが、おもしろかったです。
細かい突っ込みどころがあるのはお前のこの文章だよ、むしろ細かくないよ。

とりあえず、松山Ｌは永遠に不滅です。