らいおんはーと

しばらく前ですが『硫黄島からの手紙』見てきました。

戦争モノってずるい。かなうわけない。くそー。
やっぱりまだ日本人はどこかで、『お国の為に』みたいな潔さとかが好きなのかしら。出征させられて母や妻と引き裂かれても本土にいる家族のために戦って美しく散った、みたいな。
大ヒットの裏にどうしても、そういう無意識が潜んでいる気がして気持ちが悪いのですよ。むずむず。

不謹慎だけれど、ストーリーとしては敗戦はとてもおいしい設定。うつくしいもの。完全なフィクションと違って動かしようのない事実があるから見る側が重いものとして受け止めてくれる。
ノンフクション系を見るといつも、映画館でジュースのみながらポップコーンつまみながら見ていいのか？とか物語にしてよかったのか？とか。
物語になるとメッセージ性は強まるけれど嘘も含んでしまうよ。ストーリーに酔いしれて美しさに焦がれてはいけないよ。

鋼の錬金術師の作者の荒川さんはイシュヴァール戦を描くにあたって戦争経験者に実際に取材をしたらしいですが、最新刊の作者コメントにある、取材したご老人の言葉に私も身の引き締まる思いがした。きゅっと。や、まじめに。

色々ごちゃごちゃ言ってますが映画自体はよかったです。
私は映画の世界観になじむまで時間がかかるタイプというか、ぶっちゃけ前半が退屈だなぁというタイプなのですが、これはなぜか最初からちゃんと見れた。（イコールおもしろさかどうかは謎）
日本人以外の監督がこれを撮ったという点に感動します。すごいなー。
クリントイーストウッドは淡々と淡々と撮る人らしいですが、その淡々さは好きかもしれない。ミリオンダラーベイビーもすきだったし。よくわからないけど。
感動的に盛り上げよう思えばもっとできたのにしなかったのがすごい、という誰かの言葉になるほどー。

…中村獅童のあの役はどうなんだろな。知り合いには「あの役いらないよね」とか言われてましたが。笑
最後、西郷が笑った視線の先にいたのかと思ったら違うし。戦と人間の不条理を体言した男という意味では必要かしら。

片側だけの視点じゃなんか不公平なので父親達の星条旗も見ておきたいところ。

久々に浪川さんの吹き替え映画を見れました！わぁい。
今更ながら『フーリガン』。


友人にはめられ卒業間近のハーヴァードを退学になり、姉を頼りにイギリスへ来たマット。
そこで出会った義弟（姉のダンナの弟）ピートはウェストハム・ユナイテッドのフーリガン・ファーム（熱狂的なファン組織。ほのかに暴力団の香り）のリーダーだった。
サッカーに興味はなかったマットだったが、仲間との交流を通していつしかファームの一員となっていく…。


日本の暴走族みたいなのを思い描いていただくとちょっと近いかと思うんですが…「そんなダセえことできるか！」的な意地にも近いルールがあって、勢力争いとかあって、呑んで騒いでケンカして、大事なものを失ったりしながら成長していく若人…！みたいな。
ピートや仲間たちが粗野で暴力的なだけのやつらかと思いきや、男気あっていいやつ。
マットを疎ましく思うあまり仲間を敵チームに売ってしまうボヴァーとか、義兄のスティーブとか、キャラクターがすきでした。腐女子的に見ても萌えます。（さいあく）
序盤は「あー、浪川さん出てなかったら絶対見ない種類の映画だ」と思ったんですが、熱くていい映画だったと思います。最後は切なかった…。ひとり歌いながら夜道を歩くマットの姿が印象的でした。人間の成長って目に見えないからきらい。（ぇ
壮絶な殴り合いレベルですが暴力的な表現は多いので苦手な人はやめたほうがいいです。（監督さんは女性だそうでびっくりだけどやたら萌えポイントが多かったのはそのせいかなぁとも思う…ボスと右腕の関係で妄想だよ）

さて本題の浪川さん。主演のイライジャの声を当ててます。マット役です。
役的にはへたれ。人懐っこいおぼっちゃんへたれ。でも「かわいい」より、ハラハラが先に立つ感じです。ストーリー的にヤンキーに囲まれてるので…「ちょ、やめとけ！やめとけって！無茶すんなって！」という感じ。でも途中からかっこよく見えてくるっつーかかわいいっつーか。怖かったヤンキーも頼もしく見えてくるっつーか。青春。青い春です。うぅ。
私的には、ピートたちと仲良く騒いでるあたりが一番かわいくて好きでした。小学生たちとのサッカーとか。

作品的に見る、とかじゃなくて、「浪川さんがなんか楽しそうな演技してるー。うれしいなー」みたいなのばっかり見てしまうよ。
どんな駄作でも浪川さんがいろんな顔を見せてくれてれば名作だし、楽しそうならいい作品。
や、フーリガンは普通にほんと、見る人は選ぶけどいい映画だったです。
ただ、自分の目がだいぶ曇っているぞ、というはなし。笑

年明けです。
だから何っつーかね。
昨日と今日にどんな大きな違いがあるってーんだ。餅がおいしい。
出してない人からばかり年賀状が届きます。
高校の友達で仲のよかった人からのがほとんどなくて「元旦に年賀状出すような人たちじゃないもんな…」と思いつつ寂しくなった。片思いの気分。

正月からバガボンド読んでます。
現在１７巻、神がかっている。うつくしい。なんだこの気迫。何度も涙ぐむ。作者コメントにも涙ぐむ。日本人よもっとまんがを誇れ。漫画家を尊べ。そして原稿料を上げてやれ。古本屋の本からも印税とれ。システムよくわかってないからへんなこといってるきがする。このへんでやめとこう。
でも戦後のマンガへの弾圧が漫画を成長させたんだとかいう主張もあるよね。戦後の弾圧を知らないからわからない。んー。
とりあえず素晴らしい仕事をした人には見合った報酬を。

マンガのおもしろさって本当に何だろう、同じようなストーリーでも書き手によって全然ちがうのってなんでなんだろう、その差はどこなんだ…魂とかソウルとか情熱とかパッションとかそういうものなんだろうか…それとももっと機械的な「このコマで読者の視線を流してここで引いて見開きの決めゴマでドン！」みたいな計算に基いて冷静に作り出せるものなのか…
おもしろさって何。悶々。
浦沢直樹も絶対おもろいのでよむべきだ。


ふと冷静になって考えてみると、ネット上でわたくしあほな妄想しか曝してないので、オフラインでのお付き合いがない人は特に「こいつ本当にバッカだなぁ」と思うんだろうなぁ…
いや、オフラインで付き合いがあるからこそそう思われている可能性もなきにしもあらず、っていうかすごくある。そっちのほうがダメだむしろ。
どっちみちアホか。ん、そうか。


アホブログですが今年もまぁどうぞよろしくお願いします。

先日、高校の友達とクリスマス会をやりました。
先日っつてもだいぶ前ですが。
正しくは『映画見て菓子食いまくる会』って感じですが。

いつもの如く映画を見ることになり、友人宅のでかいテレビで『ブレイブストーリー』と『ナニーマクフィーと魔法のステッキ』を見ましたよ。
どっちもおもしろかったです。

マクフィーさんのほうは、『世にも不幸せな物語』っぽい雰囲気でした。
お母さんをなくしてやさぐれた子供たちの更正史であり、父の再婚奮闘記です。（なんか違う）
まぁ外国人の子供のいたずらの感覚は日本とは大きく違いますよねぇ…
夢のあるというかえげつないというか、ホームアローンとかもそうなんだけど「それ死ぬって」っていういたずらを笑顔で…。怖いわぁ。
子供達がいい子になるたびマクフィーさんがだんだん美人になっていくのでびっくりした。おもしろかったです。

問題はブレイブストーリーなのですが…
ミツル（ウェンツが声優を務めたミステリアスボーイ）とワタル（主人公）が、仲が良すぎて曇った眼には毒でした。
頭が腐っていてぜんぜん純粋な気持ちで見れません。

終始ミツルをアッシーとかミッツーとかみっちゃんとか呼んでからってました。

ミッツーが自分の願いをかなえるために、使えばビジョン（扉の向こうの世界。ヴィジョンかもしれない）の崩壊を招くっぽい最後の宝玉を手に入れるため、王女さまらしき小娘にお城でダンスの誘いをかけるんですが…
その時のセリフが

「ダンスはお嫌いですか？」

おいおい小学生だろオマエよう！
なに社交界慣れしてんだよミッツー！かっこいいよミッツー！

しかもその後の会話が

「あなたはどこからいらしたの？」
「遠くから…」
「まぁ、南のほう？」
「いいえ、月と星の間から…」

とかなんとか言うんですよ！（うろ覚え）

　月　と　星　の　間　！

も、もしかしてあなたピーター！？実はあなた結構残虐な子供だけの某国からやってきたピーターなの！？

色々おもしろかったです。

や、でもいい映画でした。きっとひとりで見たら感動したと思います。いつものメンバーで見たからギャグになっただけで。
ミツルも本当はちゃんとかっこいいキャラです。大丈夫です。



画像は、晩ご飯のオムライスアート。
友人が再会を祝してケチャップで「久しぶり」とか「愛してる」とか愛のあるコメントを書いたので、何を描こうかと悩んでいたら「君は浪川だろ」って言うので浪川って書いたのをつなげてみました。
支離滅裂。いつも愛してる。


クリスマスプレゼントのマグカップの激写。
素敵すぎませんかこの絵柄。
ロイヤルミルクティーをのむ予定でしたが時期の関係上これで緑茶を飲む毎日です。

今月更新回数あまりに少ないのでmixiで答えてたやつを転載。
そのまま答えるのもつまらんので、色々といじってます。

案の定、案の定なクリスマスです。
自分で髪を切っていたところ、「不揃いだなぁ…もちょっと切って揃えて…」とを繰り返していったところ短くなりすぎて愕然とする、というマンガのようなことをやらかし憂鬱なクリスマスです。
サンタさん、髪の毛をください。

Ｍ１今年は面白かったすね。フットボールアワーの最初のネタが一番すきでした。


発売中のニュータイプロマンスに和服浪川さんの写真があるという話を聞き、買い物ついでに本屋へ行き何かに取り付かれたようにページをめくって浪川さんを探してきました。バババババババッとページをめくっていく視界の端に浪川さんが映った瞬間の心臓の高鳴りが病的で怖いです。
本格的に和服なんて珍しくてすてきですね！（インタビューで初めて着るって言ってましたしね）
かっこいいです。笑顔が少年のようです。ふぅ…。



……パソコンを、実家にもって帰ってくる時に、落としたんですが。
「ちゃんと動くわよかったー」と思ったのもつかの間…
　一　切　音　が　出　な　く　な　っ　て　い　る　こ　と　に　今　気　付　き　ま　し　た　。
ちょ、まじで、うそ…えぇ…あぁ…。
修理出すかなぁ…データのバックアップ取ってないなぁ…
面倒だからこのままでいいかなぁ…
や、するとYou Tubeでデスノート見れないしなぁ…あー…あー…

ダメじゃんクリスマス。（ていうかお前がな）

ＢＵＭＰの『涙のふるさと』聴きました。
どっちも良かったですが、『真っ赤な空を見ただろうか』のほうがうるりとしました。
なんつー歌詞を書くのだ藤原。
彼の歌詞のすべてに彼自身と「歌うこと」を投影して読んでしまう。

まわりに藤原ファンが多い多い。すごいです。「いい歌を書く」とかを越えて「あの声で囁かれたい」という意見があることに驚いています。モッテモテです。えぇぇー。

恒例おまけ曲も、なんかもうすごかった…。
すごい感動的なメロディーなのに、笑うしかない。世界中の野菜にみそつけて食えばいいじゃん、マジで。笑
ＢＵＭＰのおまけ曲の中では星のアルペジオが一番すきです。
このシーズンになるとつい口ずさんでしまいます。

♪聖なる夜年越しの準備　正月はきっとだーれかーとー（餅をー）♪

ま、私の聖なる夜もそんな予定です。にこっ。




リンクにたれクマさんとこのブログを追加させていただきました。

『害も利益も傷み分け』ということで両者納得の上ですが、飛んできた人が「え、あいつこんなのと付き合いあんのかよ」と思う確率９８％。
人間性を疑われたらすいません。
その時はえーと、日頃の行いとかでがんばって挽回してくださいね！えへへ！

ｍｉｘｉのほうにも書いたので重複して読むことになる人、すいません。

半分以上、日人さんへの私信です。
ニカさんとかも見ちゃえばいいよ。（何

ｍｉｘｉを始めた人間がどうしてｍｉｘｉにかかりきりになるのか…わかった気がします。
でもこのブログはこのブログでｍｉｘｉとは全く別にのんびり更新していきます。ｍｉｘｉはｍｉｘｉで楽しいですが、条件なしに全く知らない人も見てくれるのがブログのいいとこですしね。（見てる人いるかは別としてさ）
それにしても、あぁ、知り合いにどんどん趣味がばれていく……。



録画したうたばんを見て、カツーン田口に本気でときめいてしまった今日この頃。

あんな爽やかな笑顔しといて腹黒だなんてずるいじゃないか。
　素　敵　す　ぎ　る　。
カツーンめ、上手くキャラ立ちしましたね…うぐぐ。
かわいい小動物やいたいけな幼児や爽やか好青年（もしくは美少女）が実はえげつない性格、というのに弱いです。「黙ってたら綺麗なのになお前…」みたいな。

ウィキペディアで田口の項目を読んでみたら、ますますツボる。
淳之介という古風な名前も私の昔好きだった人に似ていますしいいと思います。
「格闘技ゲームをやっているとき『死ねやぁ～』や『所詮お前ごとき』などの暴言を吐いたりする」というのが大変素敵だと思います。
ん、趣味わるいですか。
しかも彼は、テニスドラマ『Happy!』（TBSにて第二弾が2006年12月26日放送予定だそう）で、鳳財閥のお坊ちゃん「鳳圭一郎」役をやっている。

え、ＤＥＳＴＩＮＹ？（うぜぇな）


こっそり田口を応援しようと思った１９の冬。
もう笑うしかない。